すごいすごい、前回のクチコミで人気が出たのか、
2回目の古代文字アート(港区立エコプラザ主催)はあっという間に定員超え!
20名以上の小1〜6年生が集まった。
虎伯(コハク)君、玲諸(レオ)君、伶奈ちゃん、汐里ちゃん、と、みんなオシャレな名前ばかり。
漢字の意味にとっても興味をもっている。
天遊 「古代文字は、亀の甲らに刻まれていたのよ」
子供 「知ってる!占いにつかっていたんだよね、KUMONで教わった!」
天遊 「おお、そうか。。。 では、この文字は3千年前にできました。日本ではどんな時代かわかる?」
子供 「ハーイ!縄文じだーい!」
おそるべし知識。。。
いつものように、一本セント丸を書く。
もっともっと、元気に書いて、筆は寝かせない、
はい、楽しんでね、
次はまる!
動いている丸。おひさまの丸。はみ出してもいいから、まる!
はじけたように、みんなガンガン書いていく。
「紙くださーい!」
「墨くださーい!」
「新聞紙くださーい!」
20人以上の「小学生」一人づつの個性があらわれだしてきた。
「じゃ次は、水の文字を書きましょう。どんな文字を知っている?」
汗! 汐! 温度! お湯! 消す! 泣く! 薄い!
準備してきた文字が一個もないじゃない、、、
まずは映像を見てくださいーい、サンズイに母で「海」、お魚で「漁」。。。。
絵のような楽しい古代文字を見てもらう。
「ではこれを参考にして、書きたい文字を書いてみよう。」
結果、誰一人映像の文字を書かず、書きたい文字に挑戦。
スタッフは辞書片手に走り回ることに。。。
天遊さん、はじめに言ったものね、
基本は大切。でもそのあとは自由に。
人のマネをしない、自分だけの世界、それを表現することがアートなのよ、と。
見事にそれが伝わったようだ。
筆にしか出せない渇筆の妙、墨の飛び散り、滲み。。。
一人に教えると、連鎖のように広がっていく。
嵐のような2時間だった。
「ぼくらも昔はあんなに自由だったんですね。」
墨だらけの新聞紙を片付けながら、スタッフがいった。
ふと見ると、解体された筆が。
「筒の中がどうなっているのか、見てみたかったみたいですねぇ。」
あ、言ったな、私、、、
「筆にはね、いろんな動物の毛がつかわれています。筆の職人さんがいろいろ研究しているの。
中でも日本の筆は、世界一!毛の束ね方が違うから、引っ張っても毛が抜けないの。」
次回は、10月。 楽しみだ。