10/13/2011

精霊たちが舞い降りた夜。

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10/10震災供養満月奉納ライブ。

十三夜の月明りと、キャンドルの灯び。
古代の人々の祭りを再現したかった。

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月詠み会の、土の霊が目覚めるような唸りと、邪気を沈める鼓動、
流れるように和紙の上を走る線、
震災への想いを込めた古代文字。
組員の動きは見事に揃っていた。

精霊たちの息遣いのように、uicandleの灯りが揺れる。
飛騨の山を吹き抜ける風の道が、境内に演出された。

鼓が終わるのと入れ替わるように、境内に虫の音が響きわたる。
それは徐々に大きく、広く、響いていった。
月のエネルギーが体を満たすのがわかった。

100人近い群衆も、背後に控える組員も、息を詰め、見守っているのが伝わった。
このあと私が何をするのかは、誰にもわからない。
リハーサルでも見せなかった新しい試みに、チャレンジしたのだから。

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ライブは、段取りどおりに進むものではない。
だからこそ、ライブ、生の時間なのだ。
今回、まさにそのライブを展開でした。
予測のつかない展開に、私を含めた全員が巻き込まれた。
本当に素晴らしい体験をさせていただき、感謝しかない。

全面的に協力してくださった天王寺さんに、感謝。
般若心経を唱えてくださった江森僧侶に、感謝。
マヤさんと月詠み会、八咫鴉鼓動隊に感謝。
飛騨から来てくれたキャンドルアーティスト葡萄原さんに、感謝。
撮影を引き受けてくれた山田さん、そらさん、佐々木さんに感謝。
ライブのスタッフとして協力してくれた、吉江君、安藤さん、小西君、わかちゃん、
村上君に、感謝。

そして、立ち会ってくださったみなさま、月を通してつながってくださったみなさまに、
心から感謝いたします。
ありがとうございました。
これからも、どうぞよろしくお願い致します。

 

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