『 生 』
あたりまえ、が、あたりまえでないことを知る
変革の年、私たちは視点を変えるチャンスを手にしました
「できないことを嘆くより、できることをやっていこう。」
今だから気づけることを、古代文字が教えてくれる日々。
作秋、講師として招かれた、ベトナム・ハノイの日越大学院大学。
講義ワークショップのあと、学生からのリクエストで揮ごうした作品「学」が、
日越大学ゲストルームに飾られたと、
ご報告いただきました。
とても光栄です。そして、また皆さんと再会したい!
ありがとうございます。
大学からのメッセージです
「2019年11月15日、本学において、古代文字アートの芸術家グループ・天遊組による
漢字の成り立ちや意味についての講義と、
墨と筆で文字を書く漢字に親しむワークショップが行われました。
かつてベトナムは漢字圏だったこともあり、学生からは
「自国の歴史的建造物に残されている漢字に親しみが湧いた」
といった声が聞こえてきました。
オリンピックイヤーで、日本が盛り上がりそうな2020年!
体験者も、日本だけでなく、海外の皆さんも増えてきています。
「難しいと思っていた漢字が、古代文字だとスッと入ってきたから」と
興味をもってくださったそうです、
一本線を書くことで、思考を外すことができ、
作品を書く時は、ゴールを決めずに自由に表現できた!と
すっかり古代文字アートのとりこに!
フランス語堪能の組員がいてくれて、本当に助かります!
駒込遊庵の体験者は、
隔月でアフリカへ行っている女性。
やはり海外経験の多い組員と意気投合し、
のびのびと表現できる世界を、
満喫していました。
そして組員たちは、今年から隷書を再開!
線を学びなおします。
基本は大切、ですね。
今年10月29-31日に
第2回平安神宮展を開催します。
今度は、天遊と京都の匠アーティスト。
2020年、より深い世界へ!
ハノイの大学で、古代文字アート講義をすることになりました。
ハノイ大学のベトナム人留学生が、天遊の元を訪ねてきたことから始まった、このプロジェクト。
初めていくベトナムに、組員たちと、心ウキウキ!!
楽しい6時間のフライト!
今までアメリカ、ヨーロッパでの展覧会や、
小、中、大学講座の体験はしてきましたが、
アジアでの講義は初めて。
ベトナムはおいしいものがいっぱい!と聞き、
幸せ気分で外に出ると!!
街中は、バイクと車が縦横無尽に走り、クラクションがひっきりなしにならされていて、カオス!!、
うぉーって感じでしたw
でも、大学はきれい!
ハノイ大学。学園祭中で、みんな忙しそうでした。
予定では、2時間の講義に、40人の学生、のはずが、
始まってみたら、1時間の講義が2回、各40人!!!
著名なベトナム書道、の先生もお弟子さんや、
専属カメラマンを引き連れご参加に。
最後には、一筆したためてくださった上に、
大きな花かごと、大きなエビせんを二袋もいただき、
記念写真に納まりましたw
嵐のような時間でしたが、
学生たちとの交流は、とても意味があり、楽しかったです。
1954年に漢字は廃止。今は伝統行事や冠婚葬祭の時や
一部の人しか漢字を使用しないとのこと。
日本語を勉強している学生さんたちは、漢字も日本語もとても上手で、漢字の起源である甲骨文字にも関心が高く、
ワークショップにはたくさんの学生さん達が参加してくれました。
アジアでの活動をもっと深めたい、と思いました。