08/02/2011

夏合宿 in 飛騨 - Lets go our summer camp –

自然に触れたいなぁ、と思っていたら、飛騨の古民家を紹介された。
なーんにもないところだけど、天遊さんにはぴったりだと思う、と言われ、即決。
平日なので、合宿の下見をかねて少人数で行く事になった。

150年前の古民家を3ヶ月かけて改装したばかりなんですよぉ、
部屋数あるし、20畳の和室と15畳の板の間もお使い下さい。
水と風だけが自慢なんですよ。

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電話ごしのお女将さんの声が気持ちいい。
天遊さんの貸し切りですから自由にどうぞ!と言われたので、
下見だけじゃなく、夏合宿に急遽変更。
組員もたまったもんじゃないだろうな。。。

鍾乳洞から組み上げる地下水、山から吹き渡る風満点の星空、
そしてときどき出没する、熊。。。
地元の紙漉き職人や陶芸作家達との交流も楽しみ。
そこにいかなければ得られない事が、きっと起こる、
そんな予感でいっぱい。
さーて、数時間後に出発だ!
そして、帰った翌週には、NYチェルシーのギャラリーオーナーが
駒込のアトリエに作品をみにやってくる。
熱い夏になりそうだ。

 

08/01/2011

オロンピーって、なーんだ? – What are brushes made ​​from?

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 「筆って、何で出来ているんですか?」

 ワークショップのとき、子供たちの最初の質問だった。
「動物の毛よ」と答えると、ものすごく驚く。 
その反応に、私が驚く。 

これは、オロンピー、なーんだ? 
考えてる考えてる。 
茶色いから、、、牛?ロバ?犬?
おかあさんの髪に似てる!
何?なに?NANI?

これはね、タヌキです。
えええ!!すごーい!!
他にも、馬や山羊、イタチや猿なんていうのもあるのよ。
子供たちの目がキラキラしてくる。

オロンポーは、タヌキ科の小動物の一種。
腰があって、筆の戻りも良く、渇筆(かすれ)もでやすい。
そこにタイプの違うタヌキの毛などもまぜて、より書きやすい筆に仕立て上げるのが職人の技。

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いい筆が高いのは、その技術と良質の毛を使う為でもある。
ちなみにこの筆も1万円を軽く超える。私の宝物。

実はこのオロンピー、化粧筆にも使われていると

熊野筆の職人さんからきいたことがある。
あのディオールやシャネルの化粧筆は、

広島の熊野でつくられていたのだった。

世界に認められている日本の技、誇りにおもってね。
子供たちは筆で顔を撫で始めた。

あ、ちがう、これは書くための筆なのね、だから
お顔をグリグリしないでね
ね、あああ、おねがい―!!

気持ちよさは分かるらしい。

The Kumano in Hiroshima Prefecture,JAPAN,  there are many wonderful craftsmen brush.

It used house,sheep,ferret and raccoon.
As well as written, also used in cosmetics
Chanel ,Dior and more cosmetics companies are located to specify the Kumano Fude brush.
Great craftsmanship of Japan.