10/09/2011

展覧会二日目の気づき。

今日の谷中は、たくさんの人たちで賑わった。
境内で行われた体験ライブでは体をつかって線を引く爽快感に
素敵な笑顔が広がった。

初めて古代文字アートに触れた人たちは、文字のルーツに素直に反応を示してくれた。
「漢字って、絵だったんですね。」

そして、5年間見続けてくれた人たちは素直に言った。

「今年の展覧会は、いままでにない迫力ですね。作品のレベルが全く違います。」

モチロン、組員の全身全霊の努力の賜物であることは間違いない。
でももう一つは、作品を見る側の意識が、変わってきたからではないだろうか。
震災という、おおきな衝撃や悲しみ苦しみを乗り越え、何かに気づかされたから。

死を意識したとき、生きていることを実感する。
死があるから、生きようと思える。
永遠の生ほど、恐ろしいものはないのかもしれない。

古代、神は月の光とともに訪れると信じられていた。
明日は満月。
だからその光の中で、多くの魂が安らかであるよう、震災追悼供養ライブを開催する。
今日、飛騨からキャンドルアーティストがやってきた。
閉門後、80本のキャンドルを灯し、僧侶の般若心経をきいた。

鳥肌。。。

あした、どんな作品が生まれるのだろう。

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