03/27/2012

沈丁花と、墨の香りと。

Hana

窓の下から沈丁花の香りがただよう、アトリエ 遊庵。
しかし、
私も、組員も極度な花粉症のため、
残念ながら、窓は閉め切り。
でも、墨の香りに満ちています。

今回は、6尺二枚という大作に挑戦する組員たち。
デッサンを半紙から少しずつ大きくし、
4尺二枚までになりました。

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本番は、これより1.5まわり、大きくなります。
なんだ、と思われるかもしれませんが、これが難しい。
筆が墨を含めるタンク、手足の長さ、白の割合など、
ビックリするほど違うんです。

大きなステージに生える作品を書くために、
みんなの初めての挑戦、ご期待ください。

 

03/17/2012

天遊組、舞台美術のオファー頂きました。

雨の土曜日、駒込「遊庵」。
天遊組で受ける初めての大仕事の打ち合わせ。
大きなフラ・イベントの舞台美術として、
1.8m四方の作品を、5点、依頼された。
NYセントラルパークライブのyou tubeをみて閃いた、というイベントの主宰者。
組員を通してのオファーだったので、天遊組で受けることにした。
皆ドキドキ!
古代文字とぺテログラフ。
勉強することも増え、どんどん世界が広がるのがわかる。
皆でできることも嬉しい。

その時、組員から
バースデーケーキとプレゼント。
スペイン語でバースディソングを歌ってくれるという
おまけつき!
組員は、バイリンガルが多いのです。

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BDは来週だったから、ビックリとハッピーが同時に来た^^
組長、幸せな週末でした。
すてきな組員たちに、ほんと、いつも感謝。
才能ある組員も増えてきた。
これからはますます、天遊一人ではなく、
組員とも挑戦を続けたいと思っている。

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03/06/2012

鶴見@總持寺大追悼法要会

3/11(日)鶴見にある總持寺で大追悼法要会があります。
http://www.sojiji.jp/honzan/access/index.html

11:30~ 大和太鼓連、108名の鼓打ち奉納、僧侶たちによる声明(しょうみょう)

 古代から、鼓は大地と宇宙をつなげる儀式に用いられ、
 「喜」という漢字は、鼓の形からうまれました。(文字は白川静カレンダーより)

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12:00~ 能 「石橋」から、「獅子の舞」、

私の能の師匠、金剛流シテ方 宇高通成先生と
昨年ご縁ができた大鼓、大倉庄之助氏他による能舞台が奉納されます。
「舞」という古代文字も、羽飾りをつけ舞い、神と交信する巫女の姿です

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1:30~ 講和 宗教学者 山折哲雄氏

3:00  終了予定  

大自然への畏敬の思いを忘れ始めた地球人に、
生かされていることに気づくきっかけになればと、思います。

※参加無料です。

詳細は、http://www.sojiji.jp/

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03/04/2012

天遊の王子さま ― Le prince de TEN-YOU

去年、フランスのアートイベントに行ったとき、
お城のおうちで、古代文字ワークショップをやった。
初めての墨文字は、大人も子どもも大人気。

山は三角が三つで、montagne
太陽は〇に点で、Le soleil

絵のような文字はわかりやすい。
小学生のアートグループもやってきた。
子どもって、どうかくの?

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これが「子」の古代文字。赤ちゃんが布に包まれている姿。
いっぱんの子ども。
高貴な子供は、手の位置が違う。

後日、先生からメールを頂いた。
「TEN-YOU, 子どもたちはとても刺激を受けたようです。
 学校に戻ってから、みんなで作品を作りました。

 これが、TEN-YOUの王子さまです。ぜひ会いに来てください。」

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すごい。。。 古代文字が、立体になってる。。。
さすがアートの国の子どもたちだな。

春に、会いに行ってきます!